平成26年度、社会福祉法人幸楽会事業計画に定める法人事業計画に基づき、特別養護老人ホーム幸楽園の事業計画を次のとおり策定します。
利用者個々人の希望等を尊重することで、安心して暮せることを基本とし、家族・地域との交流を促進して家庭的な温かみのある施設サービスの提供に努めます。また、その人らしく暮していただけるよう「生活の場」としての役割を担います。
利用者尊重の立場を貫き、適正な介護サービス提供に努めます。利用者個々人の現状を見つめ、希望・意見を尊重したケアプランに基づき統一性・継続性のあるサービスを提供します。また、提供しているサービスの見直しを行なうことで、個々人の身体状況・精神状況・希望にあわせサービスを提供していきます。
身体の健康の如何は利用者、家族にとって最も関心の高いことであるため、常に利用者の状態観察を行い、予防の観点を念頭に据え、疾病の早期発見に努めます。また、嘱託医・医療機関・家族との連携を密にし、きめ細やかな予防、健康管理の徹底に努めます。
季節感のある食材使用で、四季折々の食事提供と柔軟性をもった食事空間を目指します。また、栄養配慮・個々のニーズに対応しながら、各専門職と連携し多面的にサポートしていくこと、衛生管理を徹底し安全な食事提供に努めます。
施設機能の開放・活用を積極的に勧め、地域の人々との交流を図るとともに、地域福祉の増進を担っていけるよう努めます。
家族との交流は、利用者の精神的サポートには必要不可欠であり、家族会との連携を密にしお互いのより絆を深めることが出来るように努めます。
地域から信頼された施設となるためにも、積極的にボランテイアや研修等を受け入れます。受け入れることで利用者の精神面での活性化につながるように努めます。
職員の自らの職務に関する知識吸収・技術の向上に努めるとともに、利用者サービスの向上にむけて、課題に取り組み適正なサービスに努めます。施設外研修へ積極的に参加し、サービスへの反映ができるよう図ります。また、施設内研修にも力を注ぎ、現状に止まることなく、資質・スキルの向上に努めます。
利用者個々人が快適な生活を過ごせるよう環境美化に気配りし、より安心で楽しい生活を過ごしていただけるよう、環境整備に努めます。また、利用者の有する能力で、可能な限り自立して生活を営むことができるよう、施設環境の改善を図ります。
各器具等の管理徹底に努め、また、定期的な防災・防火訓練に努めることにより利用者に安心して暮していただける場の確保に努めます。常に非常の場合に対応できる態勢作りと訓練に努めます。