社会福祉法人幸楽会基本理念の一つである『法人の人的・物的機能の開放』の一環として、『体験学習』をお手伝いさせていただきました。例年ですと児童の皆さんを当事業所へ招き、実施しておりましたが、今年度は『新型コロナウィルス感染予防対策』のため、当事業所職員2名を派遣し、開催させていただきました。
小学校5、6年生の児童11名の皆さんへ、スライドを用いて『特別養護老人ホ-ム』についての説明や、事前に頂いた質問に回答いたしました。また、『車椅子の操作』や嚥下機能の低下されている方へ提供している『とろみつきジュース』の作製や試飲を体験していただきました。
児童の皆さんが真剣な表情で説明を耳を傾け、メモをとっている姿にとても関心しました。また、児童の皆さんの様々な意見に、私共職員もたくさんの気づきをいただきました。「幸楽園へ行ったことがあるよ!」と話す様子を見て、『地域交流の場』としての施設の役割や担うべき機能を改めて感じる機会となりました。
次年度は、また児童の皆さんをお招きし、特別養護老人ホーム幸楽園において『体験学習』が実施できますよう新型コロナウィルスが早期に収束しますよう祈念いたします。
『体験学習』の開催にあたり、ご助力くださった校長先生を始め、教員の皆様に心より感謝申し上げます。